UA-99909684-7 島根・石見銀山と温泉津温泉 | 旅のブログ|バイシクルトリップ! | Bicycle Trip!

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2019.08.26

島根・石見銀山と温泉津温泉

島根県立岩見美術館での、「追悼水木しげる ゲゲゲの人生展」(平成30年12月1日~2019年1月28日)を見に行った際に、石見銀山(いわみぎんざん)と温泉津温泉(ゆのつおんせん)に寄ったでのご紹介。

石見銀山のある島根県大田市やその周りには、実は、色々と見どころがある。
そんな中でも、著者には最も魅力的に感じた、温泉津温泉を石見銀山後にチョイス。

石見銀山遺跡

 

 
石見銀山の紅葉

季節は12月初旬

まずは、石見銀山。12月初旬に行くと、紅葉が最高潮だったようで、ご覧の通りの大変美しい色とりどりの木々が人々を楽しませてくれる。

石見銀山の歴史

石見銀山は、2007年7月に世界遺産登録された銀鉱山遺跡である。
16世紀から石見銀山が政府の財源にもなるほど、大量の銀が採掘され始めたという。

大量に銀を精製する必要もあったことから、様々な技術が発展していくことになる。
しかし、一方でまだまだアナログな工法であったため、鉱夫たちは、30歳まで生きればじゅうぶん生きたとされ祝福されたようだ。

女性や子どもも皆で採掘や精製に協力したという。
やはり中には銀を盗む者もあったとかで、それの公開処刑もあったようだ。

引用:石見銀山みてあるき

我々は、地図上中ほどにある石見銀山公園の無料駐車場へ駐車し、ここでワンコインガイド(石見銀山ガイドの会:電話 0854-89-0120)の「龍源寺間歩コース」に参加した。

ガイドのマダムのお話を聞きながら、どんどん歩いていく。美しい旧家や街並み、紅葉が楽しいストリートだ。

 

 

ガイドツアーでは、往路は、特に各所に立ち寄らずに龍源寺間歩龍源寺間歩までストレートに向かう。我々は復路で、色々と寄ったので後述する。

龍源寺間歩

龍源寺間歩入り口

ワンコインガイドは500円だが、ガイド以外は実費である。
龍源寺間歩は、入坑料:大人410円が必要である。WAONが使えるので持っている人は便利だろう。

間歩の中は常時温度変わらず、夏は涼しく、冬は暖かいようだ。
中の様子は是非とも、現地で実際に見てみてほしいと思う。

間歩を出たところまでがワンコインガイドツアーである。

龍源寺間歩
■住所:島根県大田市大森町
■電話:0854(82)1600
■料金:大人410円(300円)、小人200円(150円)
・( )内は20名様以上の団体料金
・小人は小学生以上中学生まで 幼児は無料
■営業時間
・ 3/1~11/30 → 9:00~17:00
・12/1~2/28 → 9:00~16:00
■定休日: 1月1日銀山ゾーン

銀山ゾーン

復路では各々好きな道で戻ることになる。我々は往路で通らない道をチョイス。
遺跡らしい、様々な古代建築等が見られる。
なかなか前進しないほどに、興味をそそる見るべきものがたくさんある。

銀山ゾーンの一角の建築物


銀山ゾーンでみつけた、オレンジの絨毯の公園

清水谷製錬所跡

清水谷製錬所跡

しばらく進むと、清水谷製錬所跡がある。メインストリートから曲がるのでしっかり地図を見て進んで欲しい。

まるで某ジブリアニメーションを彷彿とさせる、ステキな場所だ。
歴史を紹介するパネルは、優しく詳しく書かれているので時間があればじっくり読みたい。

清水谷製錬所跡地図

大森小学校

現役の小学校・大森小学校がある。ここは世界遺産の遺跡と言えども、実際に住民も住んでいらっしゃるのだ。
この小学校は、一時廃校となりかけたが、街をあげての、こどものいる家族を呼び寄せる努力の甲斐あって、今や二桁のこどもの数に増えたという。

大森小学校

武家・町屋ゾーン

武家・町屋ゾーン

小学校を少し過ぎたあたりから、武家・町屋ゾーンというエリアに。
ここは住民がより多い。武家屋敷も多々見受けられ、古き良き日本の雰囲気を味わえる地区だ。

 

  

旧大森区裁判所

武家・町屋ゾーン

武家・町屋ゾーンを進んでいくと、そのゾーン後半に、旧大森区裁判所を利用した街並み交流センターなるものが現れる。中に入れるが有料だ。
入り口で栄螺灯(さざえとう)のロウソクが置かれている。
さざえとうは、当時の鉱夫達はこの灯りを頼りに、作業をしていたらしい。
その煙は言うまでもなく、彼らの肺を蝕み寿命を縮めた。

代官所ゾーン

代官所ゾーンに入ってすぐに、観音世寺という小高い山があり、その上から、街並みを見下ろすことができる。これは絶景ポイントであるので、おすすめだ。

代官所ゾーンの端のほうに面白いものがある。

ベロタクシーなるものの紹介する瓦。海外のように、自転車スタイルのタクシーだ。

お客様は大人二名までという。観光地価格設定であることは付け加えておく。

歩みを進めると、ある橋を、気づかぬうちに渡るだろう。

石見銀山のアーチ状の石橋

通りすがりに住民の人が、この橋は歴史ある橋なのだと教えてくれた。
なにやら戦国時代あたりからだとか。
これについては色々調査するも住民情報どまりなので悪しからず。

監視員

ちゃんと見張ってくれる監視員さんもいるので安心だ。

温泉津温泉

温泉津温泉

せっかくはるばる来たからには、他にも寄りたいということで、温泉津温泉(Google Map)へ。
石見銀山の周辺には、色々と観光地がある。
山が好きなら、三瓶山(Google Map)。
アートが好きなら、仁摩サンドミュージアム(Google Map)などなど。

温泉津温泉は、重要伝統的建造物群保存地区として島根県大田市温泉津町にある。「石見銀山遺跡とその文化的景観」の一部として2009年に世界遺産に登録されている。

開湯は1300年前とされ、現在は、世界遺産でもあり、日本温泉協会から天然温泉での最高評価を受けている。源泉のままのお湯だそう。
すぐそばの港が、石見銀山からの銀の積出港となったことから一帯が大変栄えたという。

廃れた温泉津温泉はどこか魅力的だ。
やはり当時の賑わいのある温泉街ではもうないが、今改めて、若者たちが頑張って盛り上げようとしているようで、お洒落な外観や、ギャラリー、カフェなどもある。

温泉津温泉 薬師湯

薬師湯 温泉津温泉 〜 石見銀山 世界遺産の温泉 〜
■住所:〒699-2501 島根県大田市温泉津町温泉津
■TEL:0855-65-4894
■年中無休
■料金:大人450円/小人200円 他

温泉津・やきものの里

温泉津温泉まで来たら、徒歩10分ほどのところに、温泉津やきものの里があるので、最後に寄った。

温泉津やきものの里近くの紅葉

かつて石見銀山で産出された銀の積出港だった港町・島根県温泉津(ゆのつ)は、やきものの生産地としても栄えていました。
その名残を残す巨大な二基の登り窯と温泉津焼にふれることができるのがやきものの里。やきもの館では温泉津焼の貴重な資料を展示、一日でできる陶芸体験や、地元窯元の作品の展示販売も行っています。

温泉津やきものの里・やきもの館

著者軽く陶芸を学んでおり、非常に興味深く見学した。
温泉津 秋のやきもの祭り(2019年10月19日(土)・20日(日) 午前9時)なども開催されたり、活発に活動されている。
このままもっと盛り上がって欲しいと密かに願っている。

温泉津 やきものの里『やきもの館』
■住所:〒699-2501 島根県大田市温泉津町温泉津イ22-2
■開館時間:9:00〜17:00/創作体験:16:00まで受付(予約不要)
■休館日:毎週水曜日・年末年始(12月29日~1月3日)・臨時休館あり
■入館無料
■電話:0855-65-4139
■E-mail:iwami.mono@gmail.com

それではまた◎

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