旅のブログ｜バイシクルトリップ！
2019.07.16
鳥取名水とジェラートのサイクリング
美味しい湧き水でちゃぷちゃぷライド
鳥取ではサイクリング協会が非常に活発である。
冬以外の通年、月に一度、鳥取県内たまには県外のサイクリング等を企画されている。但し書きには『公式イベントではないので、保険等各自の自己責任において云々』と記載があるので、そういう心づもりで参加したい。
さて、七夕のこの日、7月の月例会は、名水を巡るサイクリング（クリック：ルートラボへ）と銘打って、水には一切困らないステキなサイクリングの企画に参加した。
上の地図のルートで時計回りに走行。その間、8か所もの魅力的なスポットに立ち寄る。
概要：ツール・ド・鳥取名水
距離：46ｋｍ 獲得標高：558ｍ
https://yahoo.jp/dzG-FG（ルートラボサービス終了まで参照可）
- うなばら荘発
- 天の真名井…日本名水百選 水車
- 本宮の泉 … 県下随一の湧出量
- どんぐり村 … 本宮の泉の源泉
- 地蔵滝の泉 … 平成の名水百選
- 赤松の池
- 大山ガーデンプレイス
- ジェラート … パッチェリービー
名水百選｢天の真名井｣
｢天の真名井｣は、鳥取県は淀江町に所在し、山陰を代表する名水のひとつ。
古代より、1日に約2,500トンもの水が湧き出ているという。環境庁選定の「名水百選」にも選ばれ、ローカルの生活にも欠かせない存在。
生水を飲用する場合も自己責任において飲みましょう。
この天の真名井には、有名な「真名井ばあちゃんのせせらぎレストラン」がある。インスタ映えするというパフェがあるというので一度訪れてみたい。
本宮（ほんぐう）の泉
｢本宮の泉｣は、鳥取県指定の名水で、1日に3万トンも湧き出ているという。
言わずもがな、大自然の真ん中にあり、やや入り組んだところにあるので、訪れる際は注意されたし。
近くの｢淀江どんぐり村｣でも同水源の水を汲むこともできる。こちらは駐車場も広く、観光客などで盛り上がっているようだ。
平成の名水百選「地蔵滝（ じぞうだき ）の泉」
「地蔵滝の泉」は、鳥取県西伯郡伯耆町に所在。
この湧水は、平成20年に環境省「平成の名水百選」に選ばれた。
滝から湧き出る水は、1日に約19.4万トン。八郷水道に供給、約200haの灌漑用水にも利用。八郷米（楽天市場）は良食味米として高い評価を受ける。
そびえる大山はかつて、様々な信仰から多くの参詣者が訪れ、地蔵滝は、出雲・米子方面からの休息所として、愛されてきた。同時に祀られている地蔵菩薩は、旅の安全の守り仏でもあった。 また辺りには多くのセリやクレソンが群生。
赤松の池（あかまついけ）
「赤松の池」は、鳥取県西伯郡大山町に所在し、謎に包まれたミステリアスな池である。
赤松の池伝説
大山観光局 ：http://tourismdaisen.com/spot/52/
昔、松江の殿様に仕える松浦頼母という家老がいましたが、長い間子供に恵まれず切望していました。そこで赤松池大明神にお参りしたところ女の子が生まれ、お初と名付けられました。
お初はこのあたりで評判の美しい娘になりましたが、藩主松平候の目にとまり、妻にほしいと要求されました。このことを知ったお初は大変悲しみ、お城へ召す前に私が生まれるように祈ってくれた赤松池大明神へせめてお参りしたいと頼みました。
当日お初が赤松の池の水で髪をすくと、彼女の髪がみるみるうちに伸び、池の中心へと導きました。そしてとうとうお初の姿を消してしましました。
それを見て驚いた殿の仕えが、お初に出てくるように頼むと、なんとお初は腹から下を蛇の姿に変え現れました。実はお初の正体はこの池に住む大蛇だったのです。あまりに子を願う頼母をあわれに思い人間の姿に変えていたのです。
それ以後二度とお初の姿を見ることはありませんでした。お初に祈りを捧げると幸福が訪れると言われ、また今でも龍神様として信仰され、干ばつの年には雨乞いの祈願に遠方から参拝客が訪れています。
大山ガーデンプレイス
大山ガーデンプレイスは、鳥取県西伯郡伯耆町・国立公園「大山（だいせん）の麓にあり、特産品販売所・バーベキュー・テニスコート・観光案内所の複合施設である。時期によっては、地ビールフェスなるものも開催される。（なんと魅力的なのだろう。しかしどのように行って帰るのだろう。）
pa cherry b.（パッチェリービー）
この日大山ガーデンプレイスからの道中、修行のように向かい風が強く、漕げども進まぬ、という状態で体力も消耗しての、ジェラード屋さん、「pa cherry b.」に到着。
pa cherry b.は、2018年7月鳥取県南部町にオープンしたばかりにも関わらず、早くもというべきか、まだまだとうべきか、この日1周年祭だったが他府県ナンバーの車がひっきりなしに来場し、ジェラートの列は20人前後をキープし一向に減る気配はない。
オーナーの益村千代氏がまた魅力的で行動力のある方のようだ。
紆余曲折ののち、イタリアへジェラート修行に行き、精力的にジェラート活動を続け、結果、このお店を開店するに至ったというから驚きだ。（参照：https://pacherryb.com/about.php）
頂いた感想は、とにかくすぐに溶けるのでさっさと食べるべし。一般的にジェラートは、アイスクリームより、脂肪分と空気の含有量が少なめである。結果としてアイスクリームより固めのテクスチャーになる傾向にあるが、食べごろはアイスクリームよりも少し高めの温度というから、ここはそういう設定になっているのだろうと想像する。
味はもちろん、爽やかに甘くて自然な味がして美味しかった。
2～7種類の味の組み合わせの食券を購入してから、ショーケース前でカップかコーン、さらにフレーバーを選ぶシステムだ。
強者は、3色等の食券で、すべて同じ味をチョイスしていた…その手があったかと感心。
うなばら荘
うなばら荘は、鳥取県西伯郡日吉津村にあり、国立公園大山・大山寺・スキー場・皆生温泉海水浴場が近く観光には利用しやすい立地。日本海を眺め、海鮮・蟹料理を楽しめる公共の宿である。
宿泊から、日帰りで食事に温泉といった複合施設で、旅の疲れを癒したり、ローカルの宴などに利用されている。
うなばら荘の温泉
■営業時間
宿泊者：16:00~22:00／6:30~9:00
日帰り：9:00~21:00(最終受付20:30) 毎週水曜は 16:00~21:00
＊事前予約の必要不要
■料 金
日帰り：お１人500円（60歳以上の方は400円／小学生は200円)
＊温泉入浴回数券もある
■タオルはタオル１枚160円で販売
■源泉名：日吉津温泉(日吉津村第１号泉)
■泉 質：ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(塩化土類泉)
■泉 温
26.2℃
■効 能
神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、関節のこわばり、慢性消化器病、運動機能障害、冷え性、疲労回復、慢性皮膚病、慢性婦人病、更年期障害
我々もひとっぷろ浴びて帰路へ…それではまた◎